4Kを超え…NHKが驚愕の「8K」映像に向けカメラを開発

近頃、テレビの放送技術やテレビ本体の機能が着々と進化していく中で、次世代の放送システムとして「8Kスーパーハイビジョン」の研究、開発が進められている。

その名前を聞いた事がある人も多いだろうが「8Kスーパーハイビジョン」のという技術は一体どんな技術なのだろう?そして人々の生活に今後どう関わっていくのだろうか?

sample8k

まず「8Kスーパーハイビジョン」は、NHKが次世代の放送メディアとして開発している技術で、超高精細の映像と三次元音響によるサウンドでまさにその場に居るような高臨場感の表現を可能とした技術である。

現在放送されているハイビジョン映像と比較すると、画素数が16倍の3,300万画素となり、さらに映像の細かい部分まで表現が可能となった。

例えば旅行番組などでは撮影したカメラのピントが合わない建物や遠い風景などは認識しずらいが、この技術では視覚的な情報量が増え、画面の前に居ながらにしてその場所に行ったような感覚を、今までよりずっとリアリティをもって得られるようになるのではないだろうか。

また、音響システムは5.1chサラウンドの立体感を遥かに上回る22.2chの三次元音響も採用される予定で、音楽ライブやスポーツなどは会場との一体感をさらに感じる事ができるものと思われる。

 

■1億3,300万画素撮像素子を搭載したカメラ

この高画質、高音質の映像を放送する為にはもちろん撮影するカメラも重要となる。

NHKは8Kスーパーハイビジョンの開発にあたり、1億3,300万画素撮像素子を搭載した8Kスーパーハイビジョン用カメラも開発している

高画質な8K映像を撮影するためには、カメラの小型化が課題だったが、新しく開発した撮像素子はこれまでより多くの情報量が取得できるため、小型化という点もクリアできている。

 

■この「8Kスーパーハイビジョン」に将来性は?

いままでアナログ、デジタル、ハイビジョン、3Dテレビ、4Kテレビなど様々なTV関連の技術が生み出されてきたが、全てが主流となり普及していったわけではない。

家電のブームに敏感な人以外にも「欲しいな」と思われるか、「自分でも買える物なんだ」という意識が生まれるか、そこが普及させるにあたって最大のポイントとなるだろう。

とはいえ実機を観てきた人の話を聞くとその「リアル感」は他の追随を許さないものだったそう。医療への応用など、この技術は次世代の暮らしを大きく変化させる可能性がある。今後の8Kスーパーハイビジョンの進展に大いに期待したいところだ。

 

■雰囲気だけでも味わおう

8Kを満喫するには対応するディスプレイが必要だが、とはいえその世界観を早く味わっておきたいもの。YouTubeにアップロードされている4Kの動画を埋め込むので、そのクオリティの一片を体感してみよう。

右下の鍵マークで画質を「2060p(4K)」に変更するのを忘れずに。

*参考:NHK INFORMATION「技術情報」