代々木に「砂浜ビアガーデン」が出現し都会の夏をイノベートする

今年もいよいよ暑い季節が到来。

日本の夏の風物詩と言えば、海水浴やキャンプ、夏フェスや花火大会などいろいろあるが、大人たちにとって楽しみなのがビアガーデン。

デパートやホテル、駅ビルなどの屋上が待ちわびたかのように活気に溢れ、訪れる人を夜の風と冷えたビールで迎えてくれる。

その歴史は深く、ビールの普及と共に、明治時代から昭和初期にかけて誕生。

言葉を聞くだけでどこかノスタルジックな気持ちにさせてくれる「ビアガーデン」だが、今年の夏、東京代々木に新しいスタイルの「Beach Garden」がOPENした。

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音楽プロデューサー小林武史氏が手掛ける商業施設「代々木VILLAGE by kurkku」のランドスケープである庭に、なんと砂浜が出現!さらに頭上にはヤシの木が茂るトロピカルな空間は、足を踏み入れればここが東京であることを誰もが忘れてしまう。

素足になって砂浜の上に足を投げ出し、kurkku自慢のフードメニューとともに専属バーテンダーがつくるフローズンカクテルをいただけば、気分はさながら海の家。

創ったのは“空間”ではなく“景色”

海の砂浜を再現するとともに、植物や照明、音響にも徹底的にこだわることで、ただ単に野外でお酒を提供するだけの“空間”を、ひと夏の思い出が刻まれる“景色”へと昇華させた「Beach Garden」。

“景色”は人の心を躍らせ、感動や新たな価値観を与えてくれる。

人口が増加の一途をたどる東京などの都心では、有名な建築家などによる洗練された空間(建築物)は星の数ほど見られるが、海や山、緑、広い空などの景色はやはり縁遠い。

決して広大とは言えない敷地の一角にビーチを誕生させたkurkkuのプロダクトは、都市部の空間にイノベーションをもたらす重要なカギを握っているのかもしれない。

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*参考:代々木VILLAGE by kurkku – Beer Terrace 2014 「Beach Garden」 at 代々木 VILLAGE