米ハーバード大学開発のロボットが想像のはるか上をゆく奇妙さ

現在、ロボット工学のジャンルで旬なのではないかと思われる言葉のひとつに「Swarm」というものがある。(蜂や鳥や魚などの)「群れ」という意味だが、今後ひとつのキーワードになるかもしれないので「Swarm」という英単語のままで覚えておいてもいいかもしれない。

従来のロボットとはちょっと異なる考えかたのものだ。

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その前提として、まず自然界のSwarmについて軽くふれておきたい。アリの群れは必要に応じて共同でいかだや橋のような形を作り上げる。アメーバの一種は食糧が少なくなったときに、やはり共同して、その場所から脱出するのに適した形状になる。またコウイカの細胞はひとつひとつが色を変化させることで、身体全体として背景のなかに溶け込むような擬態色を実現するという。

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つまり、個体としてはけっして高い知能を持つとはいえない動物や細胞が、多数集まって群れ(Swarm)として行動したときには、高度な協調性をみせることがあるということが、このロボットSwarmの話題の前提だ。

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