自転車からチェーンを撤廃したらメリットしかなかった

チェーン機構の代わりに独自のクランクを使う

このHANK、ペダルはチェーンやベルトを介することなく後輪を駆動する。かといって後輪のハブから直接ペダルが生えているわけではない。そんな構造だと乗員はそうとうヘンな姿勢を強いられるし、ギヤ比も低くなりすぎてしまう。

HANKのペダルは、ユニークなクランク機構を介してペダルが装着されている。それによって、ペダルは乗員が自然に漕げる位置で回転し、ペダルとリンク機構で接続されたクランクが、後輪のハブの少し前にあるギヤを回す。そのギヤを介して増速された回転が後輪のハブに伝わって回転するというものだ。

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この機構によってHANKは、折り畳み方式ではなくスライドをさせる方式で本体を伸縮させることができるようになった。それにより全長は半分以下にまで縮められるという。また、チェーンオイルを必要としないため持ち運びに際して服などを汚す心配も大幅に減った。もちろんチェーンが外れるという心配もない。

さらにこの機構はチェーンの張りによるパワーロスがなくなるため、7〜8%もパワーの伝達効率が向上するという。もちろんチェーンタイプの自転車よりメンテナンスも楽だ。また、カーボン製のホイールなどの採用により重量も10kg以下に抑えられている。ハンドルバーはワンタッチで折り畳むことができるという。

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