「犬の落し物」を誰でもクリーンに回収できる画期的なアイディア

子供は犬を飼いたがるものだが、往々にしてウンチの回収は苦手だ。

親はたいてい自分の子供のオムツ替えをしているから耐性ができているのかもしれないが、子供はそんな経験がないぶん、よけいに苦手なのかもしれない。そんな子供がいやがらずに飼い犬のウンチを回収できるようなアイテムがほしい、とあるオトーサンが開発したのが、この「The Poo Puck」だ。

本体は紙でできたハニカム構造の使い捨てのカートリッジだ。ここに紙でできた使い捨てのフタと、繰り返し使えるプラスティック製の底がワンセットになる。

The_Poo_Puck01

ウンチの感触を回避できる

このPoo Puckの優れているところは、ウンチの感触が手に伝わらないこと。一般的なビニール袋を使ってつまみとる方法だと、どうしてもウンチの感触が手に伝わって不快だ。それをまず回避することができる。

さらに、ビニール袋を使って回収する方法だと、ゴミ捨ての日まで臭いのするウンチを家のどこかで保管しておくことになる。さらに、ウンチのついたビニール袋は容易には分解されないので、ひょっとすると埋め立て地で何千年もそのまま、ということになる(こういうゴミ処理の方法は自治体によって異なるだろうけど)。

しかし、Poo Puckでは、これらの問題も解決している。Poo Puck用の処理ボトルを用意してあるのだ。この処理ボトルには空気が通るようになっていて、犬のウンチは比較的すみやかに乾燥される。また、使い捨てのカートリッジ等は2ヵ月以内に生物分解されるようにできている。

The_Poo_Puck02

憂さ晴らしにも最適?

もっとも、臭いの問題は「処理ボトルは風景になじむデザインになっている」という説明にとどまる。家の中が臭くならないように、外に置いておけということのようだ。消臭機能自体はないらしい。とはいえ、ウンチがすみやかに乾燥されれば、臭いはあまり気にならないだろう。

ちなみに、動画を見てもらえればわかるとおり、開発者のアプローチはユーモア仕立てだ。サービスの一環として(?)気に入らない上司や知り合い、ライバルチームの写真を送れば、このPoo Puckのフタに、その写真をプリントしてくれるらしい。そうすれば犬の散歩の際には、ちょっとした憂さ晴らしもできるというわけだ。

The_Poo_Puck03

現在、このPoo Puckは、量産化のための設備や原料の購入のために、クラウドファンディングのサイトKICKSTARTERで資金を募集している。果たして量産化に成功するだろうか?

しかし、”犬のウンチを回収するときの不快さ”は、犬を飼うことをためらう要因のひとつになっているといえるだろう。これがあれば犬を飼ってみようかな、と思うひともいるのではないだろうか。あるいは、すでに犬を飼っているみなさん、検討してみてはいかがだろうか?