CEATEC JAPAN 2014:谷沢製作所小型ワイヤレスコミュニケーションカメラ

「CEATEC JAPAN 2014」の会場で、絵的には地味だが、実は産業用ヘルメットでは国内トップシェアを誇る谷沢製作所のブースがあったので、覗いてみた。

谷沢製作所ブース

産業用ヘルメットの企業が「CEATEC JAPAN 2014」に出展していることが相応しくない様に思えたが、ブースに近寄ってみると、そこには「Uメイト/U-BOX BT」という、作業現場と管理部署で情報を共有するための装置が展示されていた。

谷沢製作所02

Bluetooth対応の装置をヘルメットに装着することで、Androidスマートフォンを経由して、作業現場の様子をリアルタイムで配信するという。

作業現場とリアルタイムで情報を共有

「Uメイト/U-BOX BT」はヘルメットに装着した「Uメイト」が現場の映像と音声の情報を、Bluetooth接続したAndroidスマートフォンを経由して配信する。

Uメイト概念図

この情報を使って、安全支援や技能の継承、あるいは現場管理や作業記録に活用するというものだ。

谷沢製作所03

他にも最大8人プラス管理者のグループ間で、同時通話する事ができるので、リアルタイムで情報共有ができる。例えば危険な状況を知らせたり、サポートを必要としている作業者がいることなどだ。

利用イメージ

また、スマートフォンのGPS情報を利用して、作業者の位置情報を入手し、管理者は地図上で位置を確認することもできる。

「Uメイト/U-BOX BT」を展示した谷沢製作所は、産業用ヘルメットの他、シールド面、保護メガネ、呼吸用保護具、安全靴、墜落防止用安全帯などを製造・販売している。

谷沢製作所01

身に付ける物以外にも、防音扉なども製造しており、つまり労働災害防止分野で幅広い製品を製造・販売している企業だ。

より安全に

これまで危機管理や専門分野でしか展示はしてこなかった谷沢製作所が「CEATEC JAPAN 2014」に出展したのは、作業現場を守るという安全保護具メーカーからの提案を、異分野の人達にも広く知って欲しかったからだという。

「CEATEC JAPAN 2014」会場では地味なブースではあったが、展示されている製品が異色なだけに、かえって気になるコーナーであるかもしれない。

*写真撮影:筆者

*画像出典:「Uメイト/U-BOX BT(リアルタイム情報共有システム)」カタログより