まるでスターウォーズ!ドローンで林間レースしてみた

スピーダーバイクによる森の中のチェイシングシーンは、「スターウォーズ ジェダイの復讐」のなかでもスペクタクルなシーンのひとつだろう。とはいえ、バイク乗りの私からしてみれば、あんなスピードで森の中を疾走するなんて、実際は命がいくつあっても足りない。戦闘そのものより危ないくらいだ。

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ところが、この2014年にはすでに、あの体験を実機を使ってできてしまう機材がそろっていたようだ。もっともひとが乗るわけではないけれど。なにかというと、ドローンとそれに搭載するマイクロカメラとモニターである。

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森の中でドローンのレースを開催

現在、民間用ドローン(無人機)のおもな用途は撮影だろう。今後の用途として荷物の配達ということも考えられている。しかし、また別の使い道があったのだ。それがレースである。もちろんオープンな空間でレースをしてもいいのだろうけれど、林道を使ったレースを考えついたひとたちがいる。それが下の動画だ。

開催場所はフランスのアヌシー。地方自治体の許可を得た場所に作った1周150mのコースだ。やはりスターウォーズを意識して、森の中にコースを作ったという。今回参加したのは、十分な準備をしてきた24人のパイロット。これはいってみればプレ・イベントで、これからオープンな競技として組織していくために必要なことを考えつつ大会を運営したという。

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操縦はオンボードカメラの映像を見て行う

操縦はドローンを見てするのではなく、ドローンに搭載したカメラの映像を見てする。ヘッドマウントディスプレイを使っているパイロットもいる。それによって、この方式は「FPV飛行」と呼ばれている。「First Person View」の略だ。ドローンは撮影などに使われている業務用のものよりもやや小型なものが多いようだ。

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エントラントやスタッフの安全性なども考えられたピットレーンの様子はモータースポーツに近い。コースには木や枝などの障害物があり、まだらにさしこめる陽の光もパイロットの目を惑わす。映像を見てもらえばわかるが、かつて見たことのない感覚のレースで、なかなかエキサイティングだ。

このイベント、来年は同会場でインターナショナルな大会を開く予定になっている。これからひとつのモータースポーツとして普及していくかもしれない。今回は基本的にコースが平面だが、やがては立体的な障害物を配置したり、高低差のあるコースで開催しても面白いだろう。

*出典:YouTube -Drone racing star wars style Pod racing are back!-