クルマの深刻な「右直事故」を防止するトヨタ最新技術

交通事故が発生する場所はどこか?

警察庁が発表した2013年の資料「平成25年中の交通事故の発生状況」によると、約62万9,000件の事故のうち53.6%が交差点で発生している。その内容は、「出会い頭」「右折と直進車」「左折巻き込み」などである。近年、衝突被害軽減自動ブレーキ(AEB)が安全デバイスとして、急速に普及が進んでいるが、AEBは直進路を得意とする技術であり、交差点での事故を防ぐことはできない。

そのため交差点では、クルマ単体ではなく、道路とクルマ、もしくはクルマとクルマが協調して事故を防ぐ技術が研究されてきた。そして、その研究の果実をユーザーが利用できる日は近いとトヨタのIT・ITS企画部ITS開発室長・木津雅文氏は言う。