いまさらなぜ?普通充電インフラの実験が行われるワケ

トヨタは、愛知県の刈谷市・豊田市・豊橋市・長久手市の4自治体及び(株)豊田自動織機・ユニー(株)と共同で、2012年度、2013年度に引き続きプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)などの電気利用車両用の普通充電器の利用に関する実証実験を行うそうだ。

期間は2014年11月1日から2015年3月15日までの間だ。

次世代自動車充電

ここで言う普通充電器とは200Vを供給する充電器のことで、設置や運用にコストのかかる急速充電器に対し比較的安価に設置及び運用のできる普通充電器の利便性を実証実験で明らかにしようというものである。

いまさら200V充電を普及させてどうするのか?と疑問を持つ方も多いであろうが、実際は普通充電器の普及の方が急速充電器の普及よりも急務であるといえる。

特に駐車時間が1時間以上の観光施設や商業施設に充電設備を設置する場合は、30分で充電が完了する急速充電では残りの駐車時間が無駄となり、待っているクルマがいる場合ではトラブルの原因にもなりかねない。

普通充電器であれば、一般的な急速充電器1台の設置コストに対し5台から10台を設置することが出来、その分利用者の拡大に繋がっていく。

200Vで1時間充電すれば3kwhの電気を充電することが出来、電気自動車やプラグインハイブリッドでは額面で30km、道路状況がよくない場合でも20kmは走行できる。