まだエンジンは終わっていない

「エコ」がトレンドとなっている現在、化石燃料を使うエンジンは「グリーン」な気がしないのは事実だが、エンジンはまだまだわれわれの生活のなかで重要な役割を果たしている。エンジンの高効率化も地球環境にとっては依然として重要な課題だ。

アメリカ・コネチカット州の企業Liquid Pistonがユニークな新しいエンジンの試作機を発表した。独自のHEHCサーモダイナミック・サイクルという技術を使ったロータリーエンジンだ。

XMini01

X Miniと名づけられたこのエンジン、排気量70ccのコンパクトなガソリンエンジンだ。現時点での最高出力は3.5馬力/1万rpmということなので、出力だけ見れば日本の原付用レシプロエンジンなどと比べてたいしたことはないが、重量は約1.8kgと軽量だ。さらに開発が進めば重量は1.4kgにまで軽量化でき、5馬力/1万5,000rpmを出せる見込みだという。

このエンジン、ガーデニング用の機器や発電機、原付自転車、小型無人飛行機など、さまざまな用途に使うことが想定される。また、小型軽量なだけでなく、振動と騒音も少ないので、より快適に使うことができる。