信号が不要に?シンガポールが自動運転に積極的なワケ

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現在、自動車メーカー各社が自動運転の技術を開発しているが、世の中にはもちろん慎重論もある。特に政府はその安全性を見きわめて認可をしていかないといけない立場だ。基本的には。

「基本的には」というのは、交通事情がまったくちがう国に行けば、政府の立場も変わってくるようだ。シンガポール政府は自動運転のクルマを積極的に導入したいらしい。MITテクノロジー・レビューのサイトでは、MIT(マサチューセッツ工科大学)での討論会において、シンガポール交通省のLam Wee Shann氏らが話した内容を紹介している。

シンガポールでは2015年に一部のエリアで自動運転のクルマを走らせる予定だという。乗客を鉄道の駅やその他の交通機関に運ぶような乗り合いタクシーのような使いかたでだ。車両はゴルフカートのようなものになり、短い距離を低い速度で走行するものになる見込みだ。

自動運転

Lam Wee Shann氏によれば、シンガポール政府は、自動運転のクルマによって交通渋滞を減らすとともに、徒歩や自転車、その他の公共交通機関でひとが移動する都市へと街づくりを変えていくことができないかどうかを検討中だという。それもあって、シンガポールは実際の交通状況のなかで無人運転のテストをしてみたい企業や研究機関を歓迎するというのだ。

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