「何か」が生まれそう!DMM.make.AKIBAの現場に潜入してみた

「何か」が生まれそう!DMM.make.AKIBAの現場に潜入してみた

秋葉原に“モノ作り”の拠点となるべく昨年オープンした『DMM.make AKIBA』。シェアオフィスやイベントスペースとして利用できる『Base』、ハードウェア開発のトータルコンサルティングを行なう『Hub』、そしてハードウェア開発に必要な最新機材を取り揃えた『Studio』の3つのエリアで構成されている。

とにかく刺激的で自由、そしてモノ作りにおける機材が何でも揃っている! そこで今回は、クリエーターから熱視線を送られている秋葉原のモノ作り基地、『DMM.make AKIBA』を紹介しよう。

 

借りればわかる! 刺激を共有できるオフィス

“Open Share Join”をコンセプトにしたフリーアドレス型のオフィス『Base』には現在60名が入居中。ウッド調の広々とした空間には人数的に約100名まで入居可能とのことで、まだまだ募集中とのこと(月額20,000円から)。

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さらに個室が利用できるチームルームプランも用意されており、フリーアドレスで意見を交換してインスピレーションをふくらませ、個別ルームで作業に集中……なんてワークスタイルも可能となる。

息抜きには、最近オープンしたというカフェがおすすめ。12階から眺める秋葉原の街並みとコーヒーの組み合わせはとても贅沢!

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開発にまつわる全てをコンサルティング

ハードウェア開発にまつわる各種相談を受け付ける『Hub』では、3Dプリントの設備を利用した試作・造形はもちろん、ノウハウの提供、開発や起業のための資金調達などトータルでコンサルティングしてくれる。

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今回施設の案内をしてくれたDMMの下池さん。レーザー加工機では、スマホケースならほんの数分で、カットなど細かい処理が加わっても10分程度で完成するらしい。

また、ここには3Dプリンター会社の二大巨塔、3D SystemsとStratasysのマシーンが用意され、チタン、ホワイトアクリル、ABS樹脂など様々な3Dプリンティングに対応している。チタンは、レーザーでチタン粉末を溶かしながら加工していくことで、複雑な造形も可能となるそうだ。

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ここではWEBサイト上で受け付けている3Dプリントを行っているそうで、そのプロダクト数、内容も様々。依頼されるものは“何かのパーツ”であるため、実際に何に使われるモノなのかわからないらしい。

 

世界で唯一!? あらゆる設備が揃った町工場

3Dプリンターをはじめ、CNC等の各種工作機械、部品基盤の実装が可能な設備など、開発・検証に必要な機材を数多く揃えている『Studio』。操作に特定の知識が必要な機材はスタッフがサポートしてくれるほか、ワークショップを受講してライセンスを取得すれば自分で操作することも可能だ。

このエリアは月額15,000円で利用可能とのことで、設備の充実さを考えたら格安ではないだろうか? 3Dプリンターを利用するための、3次元設計が行えるハイエンド3DCADやCAMなども自由に使える。

このように機材が一箇所に集まっている施設は日本で唯一、世界でもおそらく唯一とされている。

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個人レベルでは到底持つことができない様々な設備を自由に使うことができ、電子回路、プログラミング、外装パーツ、テスト、相談と、モノ作りの全てがここで完結してしまう『DMM.make AKIBA』。

アイデアはあるけど機材がなくて作れない、アイデアはあるけどやり方がわからない。そんなときは『DMM.make AKIBA』のスタッフがモノ作りを全力でサポートしてくれる。ここからどんなイノベーションをもったプロダクトが生まれてくるのだろうか。

 

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【取材協力】

※ DMM.make AKIBA