それ、誰が書いたかわかる?ロボットが「手紙」をしたためるなんて…

それ、誰が書いたかわかる?ロボットが「手紙」をしたためるなんて…

招待状や年賀状を書くときに、宛先は住所録からプリントしたとしても、写真やイラストに添える一言だけは、心をこめて手書きしているひとも多いだろう。

でも、やがては手書きコメントすら、手書きする必要がなくなってしまうかもしれない……と言っても、意味がわからないと思うが。

 

ロボットが手書きの手紙を書いてくれる

ペンを持って文字を手書きするロボットが現れたのだ。プリントするのではない。ペンを持って書くのだ。ただ、このロボットを一般ユーザーに販売しようというものではなく、“手書きの手紙”などを作ってくれるサービスとなっている。

Handwriting_Robot01

このサービスを始めたのはBondというニューヨークの会社だ。手書きの文字は既製の“手書きフォント”のなかから選ぶこともできるし、自分で書いたものをコピーして使うことも可能だ。さらには、自分の文字を少し手直ししてもらうことさえできる。もちろん既製フォント以外の場合は、それなりの追加料金がかかるが。

Handwriting_Robot02

既製フォントなら特に簡単で、スマートフォンやPCで原稿を入力すればいい。リアルタイムで手書きの文章が書かれていくのを、プレビューで確認しながら書くことができる。宛先を入力すれば、封蝋までして、直接手紙を送ってもらうことも可能だ。1通2.99ドルから対応しているようだ。

 

結婚式の招待状などにいかが?

もちろんそれなりのコストはかかるので、日常的にそうそう使うものではないかもしれない。しかし、たとえばVIPな顧客へのダイレクトメール、結婚式の招待状などは、実際に手書きをすると大変だが、活字をプリントしただけのものよりもずっと手がこんでいるように感じられるだろう。

実際の出来上がりを見てみると、既製手書きフォントの場合は、さすがに文字列が整いすぎてることもあって、本当に手書きに見えるかどうかはちょっと疑問な部分もある。とはいえ、一見してプリントだとわかるようなものではない。味気ない活字プリントの手紙をもらうよりは、よっぽど温かみを感じるだろう。

 

これはアルファベット26文字しか持たない英語だからこそ簡単にできるのだろう。日本語でやろうと思うと、数千の漢字を用意しないといけないので、これほど簡単にはできないのではないだろうか。

とはいえ、時間をかけて手書きフォントを作製すれば、機械による手書き作業自体はむずかしくなさそうだ。いずれ、われわれがもらう手紙にも手書きの(ように見える)ものが増えてくるのかもしれない。それは果たして送り主が自分の手で書いたものだろうか?

 

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【参考・画像】

※ Bond