3.11から4年…「宇宙線ミュオン」が原子炉内部を明らかにする!

3.11から4年…「宇宙線ミュオン」が原子炉内部を明らかにする!

東北地方太平洋沖地震(3.11)から4年が経とうとしている。

福島第一原子力発電所では、現在でも建物から燃料を取り出し、建物を解体する廃炉作業が進められている。廃炉が完了するまで、少なくとも30~40年の作業がかかるといわれている。

現状の課題として、汚染水の問題や溶けて固まった燃料の処理、働く環境の改善などが挙げられる。

課題の一つでもある“溶けて固まった燃料の処理”については、燃料が高い放射線量を放ち人が近づけない環境であること、そして経験がない例であるため、作業を進めること自体が難しいといわれている。まず燃料の取り出し手順や工法を具体化するには、炉の中にどういった形状で、どの程度の燃料が残っているのかを把握する必要がある。

技術研究組合 国際廃炉研究開発機構(IRID)は、高エネルギー加速器研究機構(KEK)と連携し、『ミュオン透過法』によって福島第一原子力発電所・1号機の計測を始めている。