ランナーのエネルギーを可視化するフィットネストラッカー「Stryd」

ランナーのエネルギーを可視化するフィットネストラッカー「Stryd」

冬に飲み会などで貯めてしまったぜい肉。厳しい冷え込みも緩和されて、会社から帰ったあとにランニングで解消しようと思う方もいるだろう。しかしアナタはくじけるだろう。目標設定もせず、あるいはどの程度の消費がなされているかわからないからだ。

そんな意思の弱いあなたに勧めたいのが、『Stryd』だ。これはあらゆるランナーを完全にサポートするフィットネストラッカーなのだ。

 

走るために必要なエネルギーを可視化する

これまでにもクリップ型の簡易的な測定ができる機器が発売されていたが、『Stryd』はランニングやサイクリングといったスポーツにおいて完璧なパワーメーターとなり得る。

まず大きさ。手のひら半分程度の卵の形状で、走る際には腰の部分でクリップで留めておけば良い。消費カロリーの計測や、足への衝撃力、歩幅などはもちろん、地形に応じて“どの程度のエネルギーが必要とされるのか”を3軸のセンシングシステムでリアルタイムで計測する。

また、特定のユーザーから喜ばれるのが無線規格のサポート状況だ。Bluetoothだけでなく、トラッキング機器では有名なGarmin社の『Ant+』規格にも対応している。そのため、あらゆる腕時計端末との連携も可能となっている。

Stryd02

 

ジムに通う必要がなくなる

集められたデータは専用のソフトウェアに集約され、走ったデータを可視化できる。友人とのシェアも魅力的だが、最大のメリットはコミュニティ内にアスリートのコーチがいることだ。運動の進捗状況をシェアしたり、走り方の助言を受けたりすることで、アナタのランニングライフはより継続的に、より楽しいものになるであろう。

『Stryd』は現在プロトタイプではあるが、入念なテストが2012年から行われている。使用してきたのはトラック競技の選手やアイアンマンレースの選手、あるいはフットサルといった走ることがメインではない競技者にまでテストを繰り替えすことで、センシング技術の向上と改善を図ってきた。

『Stryd』は現在クラウドファンディングの『Kickstarter』で資金調達中。目標額の5万ドルを大きく上回る21万ドル(2015年3月19日現在)を調達している。149ドル(プラス日本への配送料30ドル)で1つの『Stryd』を購入できる権利が付与される。納期は2015年の7月予定だ。

久々にスーツをジャストサイズで着こなしてみたい、という運動不足なあなたは購入の検討をしたほうがよさそうだ。

 

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【参考・画像】

Stryd – Kickstarter