「自然治癒力」を持つコンクリートの実現が近い?

「自然治癒力」を持つコンクリートの実現が近い?

耐久性が高く、作るのが簡単で、かつ比較的安価という利点があるコンクリート。現代でも様々なところで目にする建築資材だが、古くは古代ローマ時代の建造物にも使用されているという。この身近で利用しやすい材料について、難点をひとつ挙げるとすれば、ひび割れしやすい性質を持っていることだ。建物の維持のために必要な作業とはいえ、ひびの補修にかかるコストや時間は大きなものになる。

こうした課題に取り組むべく、オランダのデルフト工科大学では、ひび割れを自ら補修する“自然治癒力”を持つコンクリートの研究を行っている。