預け荷物中の爆弾を封じ込める新技術がテロを無力化する!?

預け荷物中の爆弾を封じ込める新技術がテロを無力化する!?

じつはそんなに頻繁に起こっているわけではないのだが、飛行機の爆破テロの可能性は利用者に恐怖を与える。しかし、少なくとも預け荷物の中に仕掛けた爆弾なら封じ込めてしまう内装が開発されているらしい。実際に退役した機体で爆発物を使った実験がなされたという発表があった。

 

本物の機体で実験済み

このニュースはシェフィールド大学のウェブサイトで発表されていたものだ。この内装を開発したのは、シェフィールド大学の研究者を含む国際的な科学者チームだという。

Fly-Bagとなづけられたこの装備は、繊維と複合材の層でできていて、航空機の貨物室の内装として使用するものだ。使われている繊維は高い強度と、衝撃や熱に対する耐久性を持っている。いわゆる防弾チョッキなどに使われるアラミド繊維などが使われているのだ。

そしてそのFly-Bagを貨物室に装備した退役旅客機を使って、イギリス・サイレンセスター郊外のコッツウォールド空港において、じっさいに貨物室内で爆発物を爆発させる実験が行われた。

その結果、預け荷物に仕掛けられた爆弾が飛行中に爆発しても、飛行機の貨物室は爆発の威力を封じ込めることができそうだということがわかった。飛行機への被害を軽減し、乗客の安全を保つことができそうだというのだ。

ちなみにこのテストのあと、Fly-Bagを取り外した状態でも爆発実験が行われた。その場合は、下の写真のように深刻なダメージを起こしている。

FlyBag02