子供がプログラミングをしたくなる「Vortex」が大人でも楽しめそうと話題に

子供がプログラミングをしたくなる「Vortex」が大人でも楽しめそうと話題に

子供達にとっては、学習が遊びの延長線上にあれば楽しいに違いない。

クラウドファンディングの『Kickstarter』に登場した『Vortex』というロボットは、まさに子供達が遊びながらプログラムを学習できる玩具であり教材だ。

『Vortex』は人気が高く、本稿執筆時点では14日のプロジェクト期間を残しながら、既に目標額を超えており、製品化は間違いない。

開発元のDFRobot社は2008年から教育市場向けロボットを作っているので、子供達の心を掴むロボットの開発はお手のものだろう。

遊びから始まる学習

『Vortex』は、まずはプログラム無しでもiPhoneやiPad、AndroidデバイスとBluetoothで接続して遊べる玩具ロボットだ。

既にゲームも「Bumping Fight(ぶつけ合うゲーム)」「Virtual Golf」「Driving」「Robot Soccer」が用意されている。

これらには一人で遊べるゲームも複数人で遊べるゲームも揃っているから、すぐに『Vortex』で遊び出すことができる。まずはすぐに遊べることがミソだ。

そして遊びになれてくると、これらのゲームは自由にカスタマイズできるというところがプログラミングへのきっかけになる可能性がある。

Robot Soccer

『Vortex』は障害物を避けたり、描かれたラインを検出してなぞったり、壁を検知して折り返したりできるという性質があるので、それらの能力が分かってくれば、ますます細工をしたくなるかもしれない。

また、何かに反応してLEDを発光させたりスピーカーで音を鳴らすこともできるから、簡単なインタラクティブ性を持たせたくもなるだろう。こうしてだんだん自分で、『Vortex』が動く仕掛けを作りたくなってくれば、それがプログラムを学習し始める良いタイミングとなる。

簡単な動作の制御やインタラクティブ性をプログラムできる様になれば、もっと複雑な動きやちょっとしたゲームまでも作りたくなるかもしれないのだ。

 

プログラミングが遊びの一つになる

『Vortex』のプログラムと言っても、ドラッグ&ドロップで組むことができるので、まずはプログラムがどういうものかを感じる事ができるだろう。

子供達は自分の作ったプログラムで『Vortex』が動くところを見れば、おおいに興奮するに違いない。そしてもっと込み入ったことを『Vortex』にやらせてみたいと思えれば、プログラムの学習は自律的に進められることになる。

こうして子供達がプログラミングを楽しめる様になれば、『Vortex』は玩具から教材に変わったことになる。

いや、プログラミングを楽しんでいるのであれば、子供達自身にとっては、教材と言うより玩具のままなのかもしれない。

 

【参考・画像】

※ Vortex: Robotic Toy Re-invented by DFRobot – Kickstarter