乗り捨てできるエコな「EVカーシェア」を神戸市で試験導入

乗り捨てできるエコな「EVカーシェア」を神戸市で試験導入

港町 横浜市に続き、神戸市でも8月22日から来年3月末までの期間でEV(電気自動車)やパーソナルEVによるカーシェアリング実証実検『sea:mo(シーモ)』がスタートした。

 

ワンウェイ型のカーシェアリング

事業名の『sea:mo』は、神戸市の特徴である海(sea)と山(mountain)をつなぐ交通機関としての意味合いが込められている。

環境省が推進する「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の採択を受けて、カーシェアリングによるCO2削減、地球温暖化対策の強化を目的としている。

実証実検には4社が参画しており、日本ユニシスがシェアリングシステムを、ユビテックが車載機を、三菱重工業が車両需要予測システムをそれぞれ開発、六甲産業がシェアリング会員の募集や車両管理、運営を担当。

source:日本ユニシス、ユビテック 神戸市でワンウェイ方式のマルチポート型カーシェアリングサービスを開始 -2015年8月18日 – 日本ユニシス

 

「sea:mo」の最大の特長は「ワンウェイ型」、つまり乗り捨てができる点だ。

 

車両需給予測システムで最適配車

一般的な乗り捨て方式のカーシェアリングの場合、車両が特定の貸し出しポートに偏ってしまいがちで、運用面での課題が残る。

そこで今回の実証実検では「車両需給予測システム」を使って各貸出ポートの状況から車両の偏りを事前に予測することにより、効率的な配車・回送を実現している。

「sea:mo」の利用方法はまず会員登録を済ませ、スマートフォンなどから専用サイトにアクセス、車両と乗り捨てるポートを予約する。

会員証、もしくは登録済みのICカードを車両のカードリーダーにかざすことで解錠/施錠が行える仕組みだ。

sea-mo

source:神戸市:ワンウェイ型カーシェアリングに関する実証実験を開始します

 

 

入会金、年会費1,000円で、利用料金は車種によって異なり、15分あたり250~350円の設定だが、実証実験期間は入会金、および30分間の利用料が無料となっている。

総台数20台のEVを投入

実証実検は来年3月末までに渡って実施される(営業時間 8:00~22:00)。

カーシェアリング貸出ポートは、神戸ハーバーランドやメリケンパークなど9か所に設置され、最終的には20か所に拡大する予定。

三菱自の『i-MiEV』5台、トヨタ車体の『COMS』5台、日産『ニューモビリティコンセプト(11月~)』10台の計20台が利用できる。

今回神戸市でカーシェアリングが始まったことで、公共交通機関の補完用としてだけで無く、市内観光用の移動ツールとしても大いに活用できそうだ。

<会員登録>

・PC/スマホから
https://carshare.smartoasis.jp/seamo/members/regist_info

・現地受付窓口(受付時間:9:00~18:00)

神戸ハーバーランド umieモザイク
元町通り5丁目ステーション(2015年9月1日~)
生田川雲井通りステーション(2015年9月1日~)

<利用受付>
https://carshare.smartoasis.jp/seamo/
【参考・画像】

sea:mo

神戸市

日本ユニシス

※  altanaka / PIXTA(ピクスタ)

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