新たなデートスポットの誕生!? クリエイターの力で廃墟が生まれ変わる

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熊本市の中心繁華街から10分ほど歩いたところに、『河原町繊維問屋街』という時代に取り残された商店街がある。いや、取り残されたと言うより、うち捨てられたというべきか。

JR熊本駅からなら路面電車で5分のところだ。そこを訪れた人はタイムスリップした錯覚に陥るだろう。あの昭和の佇まいがそのまま廃墟と化した異空間に出会うからだ。

トタン屋根のアーケード街には小さな店舗が並んでいるが、どれも廃屋である。通路は幅2メートルほどでこじんまりとしており、まるで迷路のようでもあるし、映画のセットの様でもある。

しかし、暫く彷徨っていると、ここが単なる廃墟ではないことに気付く。そう、平成の若きクリエイター達が集まり始めているからだ。

 

昭和の廃墟群に集まる平成のクリエイター達

その廃墟群には、古着屋が開いていたり、イラストレーターやグラフィックデザイナーたちが作品を飾っていたり、建築家や芸術家たちが語り合うカフェが開いていたりする。

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どうやら10数年前ほどから、このうち捨てられたような廃商店街に、若きクリエイター達が集まり、商店街を自分たちのスタイルにカスタマイズし始めたらしい。

そう、『河原町繊維問屋街』という廃墟群は今、クリエイティブな若者達の表現の場になっているのだ。

既に現在では、彼らのアトリエやショップが30店舗ほどにまで増えているという。

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そんな不思議な空間に魅了されてきた一人の男がいた。『上野和久』という。彼は10年前にここにコミュニティーカフェバーをオープンした。彼はここで年間150もの企画を立ち上げ人々を繋いできたという。

彼に二人の男達が合流する。『池田親生』と『三城賢士』の二人で『CHIKAKEN』という“まつり型まちづくり”をプロデュースする。

彼らはここに、世界中のクリエイター達が集まれるゲストハウス、つまりホテルを作るという。ずばり、『河原町廃墟ホテル化計画!!』だ。

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そこで彼らはクラウドファンディングの『Makuake』で、資金と支配人を募集し始めた。資金は本稿執筆時点で既に目標額の123%を達成している。

 

ホテル支配人の特権

で、支配人についてだが、既に彼ら3名は支配人になっている。これから支配人になるとどのような特権があるのか。

まず、支配人を名乗ることで、周りから“すごい人”と思われるそうだ。次に、専用の名刺が作られ、この名刺はドリンクの無料券や宿泊優待券として活用できる。

さらに共同支配人しか入れないコミュニティーに入会できるというから、なにやら秘密結社めいていて楽しい。

もちろん、支配人達はホテルの運営方法やデザインなどに意見することができるという。ホテルが提供するのは、クリエイティブな感性の触発、旅人同士や地元の人たちとのふれあいだ。そしてそこから新たな何かが生まれれば最高である。

ちなみにホテルは新たに建設するのではなく、問屋倉庫として使われていた設備をリノベーションする。

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クリエイティブな熱気に触れたい人、ありきたりなホテルに飽きた人は、参加してみてはいかがだろうか。

 

【参考・画像】

※ 河原町のクリエイティブ廃墟をホテルに!?共同支配人 急募!! | クラウドファンディング - Makuake(マクアケ)

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