Uberが防戦に回る日…「タクシー会社巻き返し」のシナリオ

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かつて日本に“電卓戦争”と呼ばれる現象があった。

これはシャープとカシオが、より小型の計算機の開発を競った末に、エレクトロニクス分野が急成長したというものだ。我々は普段、パソコンやモバイル機器などを使うことによって毎日“液晶”に触れている。この液晶の技術は、まさに電卓戦争が築き上げたものだ。

そのような現象が、今まさに発生している。

筆者が読者の皆様に度々お伝えしている、Uberとそれを取り囲む世界のタクシー業界がまさにそれだ。ところにより“疫病神”のような扱いを受けるUberは、実は既存タクシー企業にとっての“カンフル注射”ではないのか。もっともこんなことを言うと、世界中のタクシードライバーに怒鳴られそうだ。

だが、今まで怠慢を貪ってきた彼らを突き上げ、より良いサービスを否が応でも追求させたという功績がUberにはある。

これこそが、まさに“健全な資本主義”ではないか。

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