【クルマを学ぶ】第二次世界大戦は「小型車戦争」 ジープとモータリゼーション

小型車

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穿った見方と思われるかもしれないが、第二次世界大戦の真の主役は小型四輪車である。

同じ世界大戦でも、第一次と第二次とでは戦場の姿がまるで違う。モータリゼーションの半ばで発生した第二次大戦は、その影響で戦線が広大になった。戦車と装甲車を装備した機械化師団の機動力は、敵軍の背後に回ってたちまちのうちに包囲網を形成してしまう。将軍たちはよりスピーディーな判断を求められるようになったのだ。

A師団の援護にB師団を投入したいが、互いの距離は50キロも離れている。至急伝令を出さなければいけない。ところが、司令部には馬しかない。そんな有様では、たとえ何千両の戦車があろうと無意味だ。こういった地味だが重大な任務を迅速にこなせる車両を、最前線の兵士は常に欲している。

だからこそ、あの大戦争の主役は小型車両だったのだ。