水と人類、限りある資源の使い方

wild swamp at misty sunrise in summer

source:https://pixta.jp/

 

我が国日本は、昔から水資源に恵まれた国である。

日本全体の年間平均降水量は約1,700ミリ。これは世界平均の倍である。しかも、日本は山がちの国土だから、河川が氾濫して溺死者が出るということはあっても、飲み水がなくて人が渇き死ぬなどということは起こらない。

そういえば日本史上の飢饉も、原因はどれも冷夏長雨がもたらすものであって、干害による飢饉というのはあまり聞いたことがない。もちろん、局地的に見れば干害もあったのだろうが。

ともかく、それほど日本人は昔から水には困っていない。だが、日本以外の国ではそうではない。むしろ“水に困っていない国”のほうが少ないのでは、と筆者は考えている。

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