クルマにも塗れる?日本発の太陽電池「ペロブスカイト」の開発が加速

「ペロブスカイト」実用化が加速、太陽光発電産業を背負って立つか

製造コストは、真空工程が必要なシリコン太陽電池の5分の1になる見込みで、企業と組んで事業化を目指している。

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)も、2015~2019年度の5年間をかけて、メーカーや大学などと共同で太陽電池の性能と信頼性の向上に向けて動き出した。

パナソニックや東芝をはじめ、積水化学工業や富士フイルムなどの国内メーカーがプロジェクトに参画、“オールジャパン”体制で太陽電池の性能と信頼性の向上を目指すとしている。

発明から10年も経たないうちに、現在主流のシリコン系太陽電池に迫るまでに性能が向上しており、将来の太陽光発電産業を背負って立つ“ルーキー”として大きな期待が寄せられるまでになった。

宮坂教授によると、色を薄くして半透明にできるので窓ガラスに塗布したり、フィルムのような柔軟な基材にも印刷できるので、「シリコン系太陽電池とは競合しない」としている。

様々な環境での耐久性が実証される日が近付いており、圧倒的に低コストな『ペロブスカイト太陽電池』の実用化はもうそこまで来ている。

 

【参考・動画】

桐蔭横浜大学 宮坂研究室

ナノ材料科学環境拠点(GREEN)

国立研究開発法人 物質・材料研究機構

東京大学先端科学技術研究センター

ペロブスカイト太陽電池を低温・溶液プロセスで実現 – YouTube

【画像】

※ Pavel L Photo and Video / Shutterstock

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