「市民の足」としてのエアライン 問題山積のインドネシア航空事情

ライオングループの双発機(澤田オフィス)

 

インドネシアは、東西に幅広く高低差もある国だ。そのような地域では、飛行機が欠かせない。

例えば、南米のコロンビアでも、山間部に住む市民のために往年の名機『ダグラスDC-3』で連絡網を保っている。インドネシアは、さすがに『DC-3』は博物館に入れられているが、それでも双発レシプロ機を交通の便の悪い、地方島嶼部に飛ばしている。

この国は、飛行機の存在なくして語れない。島々の行き来をつなぐ航空会社は、過疎化した集落のスーパーマーケットのようなものだ。

それがなくなれば、市民生活は麻痺してしまう。

1ページ目から読む