本堂がダンスフロアに!? お経をテクノに乗せるDJ住職現る

pixta_23536002_M

木村 優光 / PIXTA(ピクスタ)

まもなくお盆ですね。

里帰りで盆踊りに参加される方も多いかと思いますが、お寺でこんなクールな法要を体験するのもいいかもしれません。

これもひとつのクールジャパン。
福井市の照恩寺が、お経をテクノ風にアレンジした音楽法要をおこない、話題を集めている。本来のターゲットであった若者だけではなく、地域のお年寄りや子どもたちにも受け入れられた、その法要(と書いてパーティと読みたい)の全貌とはどのようなものだったのだろう?

 

テクノ音楽法要!? お寺の本堂がアゲアゲなダンスフロアに


流れているのは、浄土真宗・親鸞聖人の教え「正信偈(しょうしんげ)」などをテクノ風にアレンジした音楽。また、極楽浄土をイメージしたというライトアップで、蓮の花や鳳凰の姿も投影している。

そのクオリティは渋谷のクラブと比べても遜色ない一方で、正信偈の内容もきちんと耳に届くようになっており、地域のお年寄り達にもこの取り組みを受け入れてもらえたようだ。

「ファーストフード=不健康」という概念を覆す

主催者は20代の頃にプロDJとしての経験をもつ、照恩寺住職の朝倉行宣さん。
朝倉さんは「正信偈は親鸞聖人の教えを当時のはやり歌に乗せて伝えようとした、いわばポップス。決して伝統を壊すのではなく、現代の音楽を合わせたらどのような表現ができるのか、やってみたかった」と語っているそう。

袈裟姿でDJの機材を操り、自らがテクノ風にアレンジした“曲”を歌い上げる姿もなかなか堂に入っている。お寺だけに。

賛否両論を呼びそうな取り組みではあるものの、例えばキリスト教のゴスペルミュージックのように、宗教の教えを音楽と融合し楽しむ取り組みは大いにアリではないだろうか。
お葬式や法事だって本人の希望さえあれば、このようにハッピーなイベントにすることも可能かも…?ダンスミュージックにのって、ノリノリで極楽に行くことができそうだ。

 

【参考・動画】

※ テクノ音楽法要でお寺に親しんで – YouTube