一人一台、ソーラーパネルの時代へ 『Solartab C』が59ドルで販売中

silhouette-of-woman-standing-on-pier-at-sunset-1

Photo via Visual hunt

えてみれば、少し前まで「個人宅での太陽光発電」は「金持ちにしかできないこと」だった。

何しろソーラーパネルは大掛かりな装置だったから、その設置費用があれば家自体を増築したほうがいいと考えるのは当然である。だからこそこれは「富裕層の道楽」であり、「庶民には縁のないこと」と見なされていたのだ。

だが、今やソーラーパネル自体の性能が大幅に向上し、また家電製品の省電力化も相成って太陽光発電は気軽にできるものになった。

その一例をご紹介しよう。

バッグの中のソーラーパネル

クラウドファンディングサイトに登場した『Solartab C』。これはまさに、一個人で可能になった太陽光発電を象徴するような製品だ。

6.5ワットソーラーパネルで光を集め、容量9,000mAhのバッテリーにパワーを蓄える。そこからiPhone6sにケーブルをつなげば、約1時間で満充電に達するという。ちなみにiPhone6sなら4.5回分の電力キャパシティーだ。

重量は280グラム。バッグの中に忍ばせることのできるサイズだ。

今なら格安で購入可能

このSolartab Cは、出資受付期限をあと1ヶ月残している。その時点での資金調達額は、目標の74%だ。

まだ満額に達していないが、今のままのペースで行けば出資プロジェクトは成功するだろう。59ドルの限定販売枠も、日に日に埋まりつつある。

もはや今の時代、外付けのバッテリーなしにモバイル機器は使用できない。下手をすれば充電難民になってしまう昨今、Solartab Cのような製品は「現代人の必需品」としてすぐさま定着するだろう。

誰しもが太陽光発電を

クリーンエネルギーの生産は、決して大事業ではない。そして「金持ちの道楽」でもない。

だが、人間の意識というのはそう簡単には変わらない。太陽光発電は経済力のない自分には不可能、という先入観が今も人々を縛っているようだ。

59ドルが高いか安いかは人それぞれだが、少なくとも「富裕層にしか手が出せない」というものではないだろう。そもそも、「エネルギーの個人生産」はもはや当たり前のものになりつつある。

新しい時代は、すでに到来しているのだ。

【動画】

Solartab C: The World’s First Solar Charger with USB-C-YouTube