そろそろ自前でエネルギーの時代です

「動いているものには運動エネルギーがある」と物理の1時間目に習った。向かい風に行く手を阻まれながらオフィスへ向かう時や、ジムのプールで泳いでいる時などに「これ、発電に使えないかな?」と思ったことはないだろうか。

もちろん、風や川の流れ、日照といった自然エネルギーももっと手軽に利用できたら…。そんな思いつきを実現させる(かもしれない)プロジェクトが続々と立ち上がっている。自然の恵みを利用するものから、超プライベートなアノ事まで発電に使えるなんて!ミニマムゆえ送電ロスもなく、初期コストもそれほどかからない発電&給電方法をピックアップしてみた。

 

手のひらサイズの「水力発電」!? 自然エネルギーを使ったモバイル充電器

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ドイツのBlue Freedom LLCが開発した、持ち運べる水力発電機『Blue Freedom』。
発電するには、まずUFOのような本体中央からからローターを外し、そのローターと本体を180cmのドライブシャフトで繋ぐ。後はローターを川の流れに投入するだけだ。小さな渓流でも流れがあれば十分に発電できる。逆に巨大な川でも流れが遅すぎれば発電は難しそうだ。
本体には5,000mAhのバッテリーが内蔵されているので、発電し終えてから他のデバイスに余裕で充電できる。重量もたった400gなのでバックパックに入れておいても負担にはならない。

 

だれでも使える!最小サイズ1kg未満の「お手軽発電用風車」

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3枚羽根で3本足というかわいい風車、『Trinity』のサイズは50/400/1000/2500の4タイプ。それぞれ風速2m/hの発電量(ワット数)を表している。

最も小型の『Trinity 50』ならわずか650gなので、手持ちで運ぶことも苦にならない。一番重い『2500』でも19kgなのでクルマに載せれば無問題だ。
電気自動車等に使われているものと同様のリチウムイオン電池を内臓しているので、発電した電力は自前の電池に溜めておくことができる。
iPhoneの充電なら『50』は3〜4台分、『400』は10〜16台分、『1000』は50〜55台分、『2500』は160〜170台分が可能。脱着式のUSBソケットを備えてるのでたいていのデバイスの充電ができるほか、『1000』と『2500』はインバーターを備え、家庭用機器を直接つないで使用できる。

 

太陽光による発電で電力が利用できるコンセントプラグ

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コンセントに挿しこむだけで、太陽光発電による電力が使用できる『Sunport』。
ソーラーパネルを取りつけている発電所や、所有する個人宅などで収集した太陽エネルギーを購入するためのデバイスだ。

使用法も簡単。『SunPort』を自宅の壁のプラグに取り付けて、使用したい家電のコンセントを『SunPort』に差し込んでおくだけ。使用家電量は専属アプリを通じてモバイル末端で算出されるので、必要とする電気量エネルギーを清算して購入するだけ。
ソーラーパネルを所有していなくても、太陽光を間接的に利用できるのがセールスポイントだが、残念ながら『Sunport』での“自給自足”はできない。

欲求不満な人は充電し放題!「性欲発電」が地球をクリーンにする

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『WankBand』は性欲をエネルギーに変える、画期的な?充電器。ぶっちゃけるとマスターベーションの、あの縦方向の動きを利用して発電するシステムで、まさに「自家発電」。本体にボールのようなものが入っており、縦方向に“シェイク”していくことによってボールが発電機にあたって充電するという仕組みだ。
USB端子を使ってあらゆる電子機器に接続でき、開発が予定されるアプリでは、生み出した電力量をグラフィカルに表してくれるだけでなく、自分の活力さえもわかってしまう。
セクシー動画を見ながら発電もできるという、永久機関の誕生だ!?

アウトドアで大活躍!軽い力で運べて「自家発電できる」ソーラークーラー

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『nipi』はソーラーパネルを搭載した自家発電ができるクーラーボックスだ。USBポートを4つ備え、アウトドアでもスマートフォンやゲーム機、カメラなどの充電が可能。14,000mAhのリチウムポリマー電池を2つ備えており、充電時間は、ソーラーパネル1枚で1時間、2枚で30分、3枚で20分まで短縮することができる。
特別に設計されているホイールに、スーツケースのような伸縮ハンドルも付いているので、引いて歩くのにも難儀しない。
クーラーボックスとしての機能面もバッチリで、最先端の氷の保持技術を活かすことによって6日間まで氷を保持することが可能だ。
しかも、夜のアウトドアパーティーを盛り上げるこんな機能まで……!