やっと充電不要のスマートウォッチ登場。体温がエネルギーだ

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source:https://www.youtube.com/watch?v=q-fVyZSZxIw

すでにさまざまなスマートウォッチが登場しているが、今ひとつ普及していない。

その理由の一つに、充電の煩わしさがあるだろう。

腕時計は常に身に付けているものであるにも関わらず、ほぼ毎日充電しなければならないことは、非常におっくうに感じられる。

せめて1週間くらい充電しないで済むスマートウォッチがあれば飛びつくのだが……。

そんな希望を持つ人に衝撃的な朗報だ。

全く充電しなくても使い続けられるスマートウォッチが登場した。

装着している限り動き続けるスマートウォッチ

充電しなくても使い続けられるスマートウォッチは、Matrix Industriesが発表した『PowerWatch』だ。

『PowerWatch』にはボタン電池もリチウムイオン電池も必要ない。

ではどこから動力源を確保しているのかというと、ユーザーの体温である。

つまり、ユーザーが装着している限り、『PowerWatch』は動き続ける。

『PowerWatch』には「熱電素子」が組み込まれており、これが「ゼーベック効果」と呼ばれる物体の温度差が電圧に変換される現象を利用している。

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source:https://www.indiegogo.com/projects/smartwatch-powered-by-you-matrix-powerwatch-watch-fitness/x/15513883#/

『PowerWatch』の文字盤表面のベゼル部分と肌に密着している底の部分の温度差が動力源を生み出すのだ。

したがって、ユーザーが『PowerWatch』を腕から外すと、動力源が失われるためスリープモードになる。

ただ、データは保存されているため、再び装着すれば、瞬時で再起動して現在時刻を表示する仕組みになっている。

もちろん、フィットネストラッキング機能なども自動的に再開する。

充電不要な分、機能は絞り込まれている

さて、『PowerWatch』のスマートウォッチとしての機能だが、あまり多くはない。

機能は基本的なフィットネストラッキング機能に絞られており、歩数計や距離計、消費カロリー計、睡眠記録だ。

ただし、消費カロリー計については、体温から算出するため精度が高くなっているという。

時刻については、スマートフォンに同期している。タイムゾーンも自動調整され、スマートフォンからは文字盤ザインの変更も行える。

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一方、スマートフォンのアプリ側ではカロリー消費量や歩数などの詳細を確認できる。また、その日にどれだけ発電したかということも確認できる。

ちなみに、50メートル防水に対応しているため、日常生活上でかぶる程度の水であれば、使用上の支障はない。

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スマートウォッチの充電の煩わしさから解放される日

充電しないという便利さは、スマートウォッチユーザーにとっては非常に大きな魅力だ。

そのため、多少機能上の絞り込みが行われていても、それを上回るメリットが感じられるだろう。

実際、『PowerWatch』はクラウドファンディングのIndiegogoで、本稿執筆時点では1ヶ月のキャンペーン期間を残しながら、すでに3倍以上の調達率を達成している。

いよいよ、スマートウォッチユーザーが、充電の煩わしさから解放されるときくる。

【参考】
Smartwatch Powered by You – MATRIX PowerWatch | Indiegogo

Matrix Industries – Introducing the world’s first smartwatch you never have to recharge.