今こそ、災害に備える 被災地で使えるハイブリッドペン『TriTac』

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Photo credit: shoottokyo via Visual hunt / CC BY-NC-ND

 

12月4日、静岡県全域で一斉避難訓練が行われた。この日は県が定めた「地域防災の日」である。

この訓練には70万人規模の職員・市民が参加し、通信各社の協力も得て実施された。この日の午前9時に静岡県にいたスマホユーザーは、緊急地震速報を受信しているはずである。ところが一部の市町村では、その通知が市民に届かなかったようだ。そうしたシステムの不備が見つかっただけでも、この避難訓練は大きな実りがあった。

さて、東日本大震災の経験から判明したのは「個人の役割」である。「津波てんでんこ」という言葉が示すように、自分自身が生き延びることが第一なのだ。

 

ナイフとグラスブレーカーが内蔵

そんな中、海外のクラウドファンディングサイトではサバイバル用品が続々登場している。

TriTac』という製品が、『Kickstarter』に登場した。見た目は若干ゴツい印象のペンだが、ナイフとグラスブレーカーが一体化されているのが特徴だ。

本体尾部がナイフの収納部分になっていて、ブレード長は49mm。錆に強い440cステンレスを採用している。

ただ、特筆すべきはグラスブレーカーだろう。動画では瓶を割っているが、窓ガラスを割るという用途にも回せるはずだ。もちろんそれは、犯罪目的ではない。あくまでも災害時を想定しての表現である。

いずれにせよ、災害現場では確かに重宝されるであろう製品だ。

 

少々高い気もするが…

販売価格は65ドル(約7,400円)を予定しているというが、『Kickstarter』ではもちろん割引販売額が用意されている。

ただ、この65ドルという数字をどう見るかで評価は変わるだろう。それだけあれば、スイスメイドの十徳ナイフを購入できるからだ。しかし資金調達プロジェクトは目標額の6倍に達し、大成功を収めている。

普段持ち歩くためではなく、非常用持ち出し袋に忍ばせておく道具として購入しておくのもいいかもしれない。

今年は熊本、鳥取で大きな地震が発生した。とくに熊本地震は、「個人の備え」が再びクローズアップされた出来事でもあった。非常時に物資や道具の用意が少しでもあれば、避難生活にもゆとりが生まれる。

やはり「備えあれば憂いなし」なのだ。

 

【参考】

※ TriTac EDC Pen – It’s a Pen, It’s a Punch, It’s a Knife by StatGear – Kickstarter