愛車に愛しのパートナー。一人のドライブももう寂しくない

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Photo via Unsplash via Visual Hunt

クルマというのは愛車という言葉があるほどに愛着が湧くもので、駐車場で自分を待っていたかのような姿を見ると、思わずボンネットを撫でてやりたくなる。

そしてすっかり馴染んだ座席に座れば、「よし、今日も頼むぞ」と声をかけたくなる。

そう、愛車とは、話しかけたくなるものなのだ。

それではこれを付けて話しかけてください、という製品が登場した。

今乗っている愛車に取り付けるだけで、会話方式で操作できる人工知能(AI)搭載アクセサリーが『Dashbot』だ。

 

愛車にAIを簡単に搭載する

『Dashbot』は、車のダッシュボードに設置して、音声で音楽や地図情報、メールなどをコントロールできるAI搭載のカーアクセサリーだ。

『Dashbot』をクルマのダッシュボードに設置したら、電源はシガーソケットから取り、オーディオとはAUXジャックやFMトランスミッターで接続できる。

また、スマートフォンとはBluetoothで接続する。

すべての機能を音声でコントロールできるため、運転中もハンドル操作の邪魔にならない。

操作するときは、「Dashbot!」と声をかける。すると『Dashbot』が指示待ち状態になるので、話しかけるように「○○にメッセージを」と指示してから、送りたいメッセージを話しかける。

すると『Dashbot』はメッセージの内容を復唱して、「送りますか?」と確認してくれるので、内容に間違いがないことを確認してテキストメッセージを送ることができる。

もちろんハンズフリーで電話することもできる。

 

『Dashbot』のAIが賢いわけ

『Dashbot』はGoogleマップとも連動しているので、音声と矢印表示で道案内もしてくれる。このとき表示される赤色LEDのドットの矢印が、妙にAIっぽくてサイバー感がある。

このディスプレイの赤色LEDは、環境の明るさに合わせて自動調光されるので、夜間も運転の妨げにならないように表示される。

また聞きたい音楽をAIが検索してくれるので、「Dashbot! マイケル・ジャクソンを流して」と話しかければ、マイケル・ジャクソンナンバーを流してくれるし、もっと抽象的に「ジャズを流して」や「クラシックを流して」と話しかければ、それにふさわしい音楽を流してくれる。

『Dashbot』のこの賢さは、搭載されているAIが、あのAmazon Alexa(TM)であるためだ。つまり、愛車のダッシュボードに『Dashbot』を設置するだけで、簡単にAmazon Alexa(TM)を愛車に搭載できるということになる。

 

驚きの低価格で愛車にAIを搭載できる

スマートフォンは車に乗れば自動的に『Dashbot』と接続され、『Dashbot』からの音声でコントロールできるようになり、インターネットにも接続できるようになる。

また、『Dashbot』が古いクルマも見捨てていないのは、カーステレオとの接続のために、FMトランスミッタとカセットアダプタをセットにした「RetronPack」を用意していることだ。

ところで音声でコントロールするだけならスマートフォンでもできると考えてしまうが、『Dashbot』は運転中に使用することを前提にしたfar-field beamforming microphone arrayと最先端デジタル信号処理を使用したノイズキャンセル機能があることが優れている。

そのため、運転中のエンジン音などの騒音や音楽が流れている中でも、ユーザーの声を認識する能力が高いという。

ところでこの『Dashbot』は、クラウドファンディングのKickstarterで49ドルから購入できる。つまり、わずか約5,600円ほどで、愛車に話しかけることができるAIを搭載できるということだ。

そう考えると、わくわくさせてくれる製品ではないだろうか。

 

【参考】

※ Dashbot: Add AI to Any Car for $49 by Next Thing Co. – Kickstarter