いよいよ現実に…あと6年で「火星でバカンス」が実現!?

旅行会社も注目!

現実味を帯びてきた火星への旅行。たとえばオランダの気が早い旅行会社などは、「火星へのバカンス」と銘打ってパック旅行を売り出そうともくろんでいるほどだという。しかし、どうやって火星まで行くのだろうか。当然、宇宙船だろう。しかし、飛行中に乗客たちは何を食べ、どうやって過ごすのだろうか?などなど、あらゆる疑問がわいてくるが、それを解くべく火星への旅は徐々に現実味を帯びてきているようだ。

11

Source:https://www.flickr.com/

 

アメリカの宇宙航空開発会社Space X代表者、イーロン・ムスク氏によれば、一般人でも2023年に火星に行けるだろう、と大胆な予測をしている。同社では、持続的に飛行可能なミサイルを搭載させた宇宙船の開発を行っており、これが将来、人びとを宇宙へ運べるようになる、というわけだ。これまで無人宇宙船を使った試飛行が数回行われたが、どれも成功しているため、次の段階にプロジェクトは進められているという。次の段階とはつまり、離陸から飛行、そして着地まで一連のフローをこの宇宙船が自動で見事にやってのけるかどうかが、テストされているのである。

12

Source:https://www.pexels.com/

 

安全性確保にあと2年

「Heart of Gold(ハート・オブ・ゴールド)」と命名されたこの宇宙船に搭載されたミサイルは、燃料タンクを供給する役目を担っており、宇宙船が大気圏外に出た後で、燃料を数回にわたって補給できる仕組みになっている。その後、満タンになった宇宙船は火星へと向かって飛行を続けるというわけだ。

現在、同社が総力をあげ対策を練っているのは、ロケットの安全性である。そのために十分な点検時間が必要とされる見通しである。火星に到着しても地球で行われたテスト同様に正確に作動しなくてはならない。そのため、機能点検や維持にできる限りの時間を費やすことを念頭に置き、事故など起きぬよう万全を期すとすれば、2年間を安全性確保のために有すると考えられている。

13

Source:https://www.flickr.com/

 

火星まで9カ月2000万円はお買い得か?

ただ、火星へのバカンスにかかる値段はどのくらいになるのだろうか? 前述のムスク氏によれば、誰でも彼でも気軽に行ける値段ではないが、興味のある人にとってはそれ相応に手が届く値段でこの火星への旅を提供したいと考えているそうで、片道一人20万ドル(約2000万円)が相場だとか。

ちなみに地球から火星まで、どのくらいで到着できるのかというと、同社によれば、9カ月はかかるそうだ。一機の宇宙船で約400人から600人の乗客が見込まれ、今から40年後には、1億人の人たちが火星でバカンスを送れるようになると見積もられているという。

しかし気になるのは、この大それたプロジェクトを遂行するに当たって必要な資金源はいったいどこにあるのか、ということだ。ムスク氏は資金調達に関して、あいまいな返答をしているが、基本的には己の投資、クラウドファンディングによるものだという。彼は将来的に、火星を有望な投資先として見積もっており、「地球の植民地」とすることで資金調達につなげたいとしている。

数年後、「有給休暇は火星で過ごすんだ」とか、「旅行先は火星がイチオシ!」などと人びとがごく当たり前に言う日がやってくるのか、否か。考えただけでもワクワクするではないか。

 

【参考】

※ Elon Musk presenteert de toekomst met SpaceX: spoedig tripjes naar Mars – WANT