周りに迷惑をかけずに話せるガジェットを使うと、かえって怪しくなる?

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こんなところで電話がかかってきた……。

電話に出ると慌てて口元を手で押さえながら、できるだけ人がいないところに移動して話し始めるといった経験はないだろうか。オフィスでの私的な電話や電車内やカフェなど、話し声を聞かれたくないことが多い。

また、つい声が大きくなってしまう電話は、周りにも迷惑をかけてしまうだろう。

そこで、自分の話が周りに聞こえないようにするガジェットが登場した。

え、これを着けるの?と思われそうだが……。

 

周りを気にせずに電話で話せるマスク

今回紹介する『Hushme』は、開発元が「世界で初めて」と謳っているスマートフォン用の「音声マスク」だ。

つまり、相手の声はイヤホンで聴きながら、自分の声はメカニカルなマスクを装着することで周りに聞こえないようにしようという製品だ。

『Hushme』さえあれば、どんなところでも、周りを気にせずに電話で話ができる。

もっとも、別の意味で周りを気にすることになりそうだ。というのも、装着している姿があまりに目立つからだ。

ただ、『Hushme』を装着すれば、自分の声を漏らさずに内部のマイクが拾うので、確かに聞かれたくない話などはしやすくなりそうだ。

装着時は非常に目立つが、使わないときは左右に分離させて首にかけておけるので、そのときはヘッドホンを首にかけているのとあまり変わらない見た目になる。

 

Darth Vaderごっこもできる?

昨今のヘッドセットでは、相手の声を聞き取りやすくするために周囲の雑音をいかに除去するかという工夫がされてきた。『Hushme』にもノイズキャンセリング機能は搭載されている。

ところが、自分の声については周りに散らかしっぱなしの状態が続いているのだ。

そこで『Hushme』では、物理的に口を覆い隠すことで、自分の声が周りに広がらないようにしている。

それだけではない。

『Hushme』にはスピーカーが付いており、専用のアプリでボイスマスキング機能を起動すると、「風」や「雨」などの音を被すことで、話している内容をマスキングする機能がついている。

しかもマスキング音では遊び心も取り入れて、「雨」「風」の他にも「海」「鳥」「猿」「リス」などがあり、さらに調子に乗った感はあるが、「Darth Vader」や「R2D2」「Minion」まで用意されている。

まあ、これらのマスキング音は周りに迷惑をかけないと言うよりも、積極的に受けを狙うためのものだろう。

 

目立ちすぎるデザインが課題?

『Hushme』はまだ開発中の製品だが、現在の形状からは、鼻呼吸の邪魔になりそうだということと、持ち歩きにはかさばりそうだということが気になる。

そしてなによりも、やはり装着している時の姿が目立ちすぎることが大いに気になる。そこまで話を聞かれたくなければ、メールやLINEですませられないだろうかと。

2017年中にはクラウドファンディングでキャンペーンを予定しているようだが、価格は200ドル以下ではないかと予想されている。

『Hushme』がクラウドファンディングでどれだけの支持を得られるか楽しみだ。

 

【参考】

※ Hushme

※ The bizarre ‘Darth Vader’ mask that could finally quiet your annoying colleagues – Daily Mail Online

※ Hushme may be the weirdest — yet most useful — wireless headphone ever created – CNET