やっぱり?運転中に音楽はNGだった

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メンタル面に大きな影響を与える

多くの人たちにとって音楽は、日々の生活に欠かせないものだろう。うねるようなベース・ギターの音、ビートが強いドラムスの音、穏やかなピアノの音色、美しい笛の音などなど、音楽を聴くと私たちの気分は高揚したり、逆にブルーになったり、知らず知らずのうちに音楽はメンタル面に大きな影響を与えていることがわかる。

ところで、あなたがよく音楽を聴く場所はどこだろう? 自室、居間、通勤途中に歩きながら、という人もいるだろう。中にはもちろん、運転中という人もいるに違いない。ただ、これがアブナイのだ。たとえ好きなジャンルの音楽が流れていたとしても、運転中は要注意なのである。最悪の場合は、交通事故を起こす危険性さえあることを忘れないでもらいたい。

 

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なぜ、いけないのか?

イスラエルのBeersheba(ビィールシーバ)という場所にある、Ben-Gurion(ベン・グリオン)大学の芸術学科・音楽心理学部のウォーレン・ブルドスキー教授は、音楽がドライバーに与える影響を研究し、興味深い研究結果を発表している。

教授は、「音楽を聴くこと自体、自分はおろか他の人をも巻き込んでしまうほどの交通事故を起こしかねません」と警告する。

ドライバーなら誰でも、運転中にスマホは厳禁ということくらい知っているだろう。ところが、車内で聴く音楽が運転にどのような影響を及ぼすかは、あまり知られていないのである。

 

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ブルドスキー教授の研究結果によると、あまり好みではない音楽を聴いているときでさえ、運転中は事故を起こしやすいことがわかっている。しかし、最も危険なのは、自分好みのジャンルの音楽を聴き続け、とてもいい気分になっている最中だそうだ。

なぜかというと、好きな旋律が耳に入ると、人の集中力は極端に低下する傾向があるからだという。原因として考えられるのは、音楽に没頭しすぎてしまうせいとみられる。没頭というのは、音楽に合わせて鼻歌を歌ったり、ときたま歌詞を忘れて思い出そうと必死になって考えたり、時には楽器を手にしていると仮定し、運転中であるにもかかわらず、エア・プレイをしたり、と、こういったことに夢中になることをさす。そのため集中力が低下し、運転に支障をきたすというわけだ。

すべての人に当てはまるかどうかはわからないが、人の感情や感覚は音楽の好みによって非常に左右されるため、運転をする場合は基本的に音楽を聴くことは避けたほうがいいことになる。「例えば、運転中にラジオから音楽が流れてきたら、好みのジャンルいかんにかかわらずさっさと別のチャンネルに変えたほうがいいでしょう。それでも、どうしても運転中に音楽が聴きたいんだ!という人は、低ボリュームで聴くしかないですね」とのこと。さて、あなたはどう考える?

 

【参考】

※ Your favorite music is dangerous when driving – The Times of Israel