「キャリーバッグ+位置情報」は、もはや当然のものか

外務省が『ゴルゴ13』とのタイアップ企画を実行していることはご存知だろうか。

これは、海外でのテロや犯罪の危険を啓発し、同時にその対応策を一般に周知させる目的で行われている。海外進出を果たした中小企業や個人旅行者は、防犯対策にかけられる費用がどうしても限られる。だがその中でもこまめに情報を収集し、慎重に行動すれば危険度を下げられるとゴルゴは言っている。

確かにその通りだ。筆者の経験からして見ても、災難は油断している時に起きる。

そしてその上で、最先端のIoT製品を揃えていけば「鬼に金棒」かもしれない。

 

たどった道のりをスマホに送信

話は変わるが、クラウドファンディング出展製品のPR動画が恐るべき進化を遂げている。

ぱっと見、映画の予告編と遜色ない出来だ。この記事で紹介する『E-CASE』のPR動画も、まるでアクション映画のような仕上がりである。

主人公の男が、ベッドの上でスマートフォンを眺めている。液晶画面に表示されているのは、彼のスーツケースの位置情報だ。E-CASEは常時インターネットに接続し、現在位置や今までにたどったルートを所有者に知らせてくれる。

ホテルの中で、男がE-CASEを開けようとする。その際にやるのが指紋認証だ。もっともこれは今や当然の機能で、とくに驚く必要はないだろう。だがそれですらも、動画の作りがいいせいで「かっこいい!」と感じてしまう。

荷物を詰めてE-CASEを立てる。するとスマホには重量の表示。この機能はLCCを利用する場合、何としてもほしいものである。

 

「それは私のキャリーバッグです」

さて、主人公がホテルの受付で手続きを済ませている。その時、別の男がキャリーバッグを取り違えて運んでしまった。主人公のE-CASEを持っていこうとしたのだ。

その時、主人公のスマホが警報を送る。それを見て主人公が、うっかりを起こした男を呼び止める。「あなたのキャリーバッグはこれですよ」と。スマホとの連動がなければ、そのまま大事な荷物を持って行かれるところだった。

そんなE-CASEは、Kickstarterのキャンペーン内で269ドル(約3万円)からの出資枠が用意されている。すでに目標額の4倍以上もの資金を調達し、今年7月の発送を控えている。

 

【参考・動画】

E-CASE – First Smart Check-in Luggage With Real GPS – Kickstarter