「次世代環境車の未来とは?」プリウスPHV開発責任者に聞いた 最終回

今後の展望、PHVの理想像とは・・・

ーーー 豊島CEの描く理想像を教えてください。

フロム・ザ・チーフエンジニア」にも書いているんだけど、充電しないPHVを作りたいですね。

ーーー 充電しない、といいますと?

太陽光をうまく使ったりしたいな、と。PHVに搭載されている電池は高圧なので充電するのにはパワーがいるんだけど、太陽光発電の微弱な電圧で充電できる技術開発を進めています。走っている間に、ソーラーパネルで発電する。そうすると充電をしなくても、一定の距離を走れるようになります。

ーーー 太陽光発電はカーボンニュートラルですし一石二鳥ですね。

持続可能な社会を作るために、実際にモノになるには時間がかかりますから、今のうちに色々な種をまいておきたいです。PHVもそうですし、FCVもそうです。夢が実現する頃には僕はもう生きてないかもしれないけどね(笑)!

豊島浩二氏

インタビューを終えて・・・

プリウスPHVの開発者は効率優先、真面目で堅い人というイメージだったが、関西人ならでは、ユーモアたっぷり、ぶっちゃけトーク炸裂でとても面白い方であった。

単なる技術者というだけではなく、環境車のありかた、社会貢献と広い視野をもって開発にあたっているのがとても印象的。

プリウスPHVはまだ1世代目、これからさらなる進歩と進化が期待できると強く感じた。引き続き、プリウスPHV、そしてトヨタの環境車戦略の動向に注目していきたい。

 

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