ヤバいときには自らを破壊して情報漏洩をふせぐ忠実なSSD

データ破壊指令の発動はさまざまな条件を設定できる

Autothysis128tが自らのデータを破壊する条件としては、さまざまなものを設定できる。たとえば、
・ショートメールによる「破壊指令」
・GSM信号が途切れること
・バッテリー容量の低下
・PCからAutothysis128tを取り出そうという行為
などなどで、こういった条件にあてはまると、自動的にデータを破壊するように、ユーザーが任意で設定できるのだ。

なお、このAutothysis128tには、SSDそのもののほかにTokenという別体のコマンダーがセットになっていて、そのTokenを通じて設定をしたり、ユーザーの認証をしたりするようになっている。1つのSSDには3つまでTokenを割り当てることができ、また、1つのTokenには3つまでSSDを割り当てることができる。

SecureDrives Token 45035-500x500

価格は、1年間のGSMの契約も含めて1027ポンド。2年目以降はGSMの契約継続に年29ポンドかかる。じっさい、ストレージのデータをまるごと破壊するというのは、平常時ならば大変な損失のはずだから、よっぽどの事態ということになるだろう。ということは、ほとんど保険みたいなもので、おそらくはこのデータ破壊機能は使わないし、むしろ使わないに越したことはないわけだ。

それでもこの額を出して情報漏洩を防ぎたいというほどの機密情報を扱っている政府関係者、企業向けの製品だ。GSM規格を使う以上、日本では使えそうにないが、自己破壊機能が作動するような状況を想像すると、ちょっとドキドキしてくる製品である。

*出典:SECUREDRIVES

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