ドローンの交通整理がいよいよ本格化

ドローンの群れを交通整理するシステム

そこで現在考えられているのは、ドローンのための航空管制システムに携帯電話のネットワークを導入しようというアイディアだ。

Airware社はNASAと協力して商用ドローンの群れを管理する航空交通管理システムを構築するプロジェクトを進めている。同社はドローンメーカーに制御ソフトやハードウェアを販売することを主事業としている企業だ。

近い将来、空が商用ドローンによる交通渋滞を起こしたり、競合する利害関係によって、空域の取り合いになる可能性もある。

例えば、エネルギー会社が電力線の調査のためにドローンを飛ばしているところに、Amazonの荷物を配達しているドローンが行き交っているといった状況だ。

Amazon Prime Air

そのためにNASAが最初に開発したプロトタイプは、インターネットベースのシステムとなった。

まずドローン業者が飛行計画を提出する。するとNASAのシステムが他者のドローン飛行計画や天候などを参照した上で、飛行許可を出すというものだ。

しかしそれがやがて、より高度なシステムとなり、飛行中のドローンに管制システムから命令を出し、コントロールできるものに変わってきた。

Airware社によれば、例えば複数の事業者が個別に送り出したドローンが同じ空域に集中したとしても、ドローンたちに散開するよう命令を出せるというものだという。

Google X Project Wing_到着

また、ドローンが承認されたエリアから外れて迷いだしたとしても、すぐに本来のエリアに戻すようにコントロールもできるとしている。同様に予期せぬ有人航空機が通過しようとしたら、それをよけるようにも操作できるシステムが望ましいとしているのだ。

1ページ目から読む