任天堂が「ノン・ウェアラブル」で健康事業に参入

ウェアラブルから「ノン・ウェアラブル」へ

任天堂は「睡眠と疲労の見える化」に取り組むにあたり、米国の医療機器メーカーであるレスメドと提携する。同社から非接触センサーの技術供与を受ける予定だという。

パートナーシップ

その技術を利用し、ベッドの傍らに置いておくだけでマイクロ波による非接触センサーで心拍数や呼吸などを測定し、睡眠状態から健康状態を調べる機器を開発するという。

計測して収集したデータはクラウドにアップし、データ解析される。その解析結果によって、運動や食事に関するアドバイスを行う健康支援機能が装備される。

つまり、身に付けるウェアラブルから、身に付けない「ノン・ウェアラブル」をコンセプトにした製品となる。

「Five “Non” Sensing」というコンセプト

岩田社長は説明会で、睡眠状態や健康状態を可視化する潜在需要はあるにも関わらず決定的な商品が登場しないのは、ユーザーに何らかの努力を要請する構造が有ったからでは無いか、と問いかけた。

これを「Five “Non” Sensing」というコンセプトによって、魅力的な製品のあり方を明らかにした。

「Non-Wearable」は身に付ける必要が無い。
「Non-Contact」は体に触れる必要が無い。
「Non-Operating」は操作の必要が無い。
「Non-Waiting」は測定を待つ必要が無い。
「Non-Installation Efforts」は設定の手間が無い。

これらの「Five “Non” Sensing」によって、潜在需要の掘り起こしができると岩田社長は言う。

睡眠と疲労の見える化

また、任天堂が始めるQOL事業は「Quality of Life」であるとし、健康事業においても任天堂らしい娯楽性を追求する姿勢を語った。

QOLを向上させるサイクル

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