トヨタ 燃料電池車「MIRAI」発表会レポート

ハイブリッドを超えるイノベーション

これまでトヨタはハイブリッド車を累計700万台出荷し、プリウスはトヨタにとってのイノベーションとなった。このMIRAIはそのプリウスを超えるイノベーションを起こすとトヨタはみている。

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FCV「MIRAI」の開発

新トヨタFCシステムは20年にわたる開発の結果大幅にコンパクト化、これまでSUVなど大型の車種でしか搭載できなかったものをセダンボディに収めることに成功した。

FCスタックの出力は114kWと家庭用0.7kWの数十倍の出力で貯蔵性能も世界トップレベル。水素タンクはガソリン車と同等の安全性を確保、80km/hでの追突でもタンクは変形することもない。

水素は僅か3分で充填可能で、航続距離は650km。駆動するモーター出力は 113kW(154ps)、335Nm。この高出力モーターにより加速性能は非常に高い。

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その他床下をフルカバーするなど空力性能を追求、静粛性にも貢献。専用設計によるボディはボディ剛性も高く、静粛性や走りの質を向上させている。

デザインについては未来を感じさせる先進性のあるものを表現している。とはいっても奇妙奇天烈なものではなく、憧れを抱けるようなものを目指したという。

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排出ガスがゼロ、出るのは水だけというクリーンなエネルギーが売りのMIRAIには外部給電機能を装備。

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オプションの外部給電機の利用で最大9kW(9,000W)が出力できるため、電気ストーブやコタツといったような電力消費の高い暖房器具でも複数使用可能、災害時の備えともなりうる。

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実はFCVはハイブリッド車プリウスよりも早い 1992年から開発を開始。その後200万キロにも及ぶ実走行の実績を高圧水素タンクやFCスタック技術にフィードバックしている。

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