信号が不要に?シンガポールが自動運転に積極的なワケ

過密都市で自家用車は規制される

シンガポールはアメリカのボストンとほぼ同じサイズでありながら、その人口はボストンの64万6,000に対し、550万人ときわめて多い過密都市だ。

そのせいもあってシンガポール政府は自動車に対して厳しい規制を設けている。自動車の購入とほぼ同じくらいの費用がかかる「資格証明書」を取得しないといけない。また、鉄道の利用をよりうながすために、ラッシュアワーの前には運賃が無料になる時間を設けたりもしている(しかも朝食無料券付き)。

シンガポールとMITの提携により、シンガポールでは、すでに数年前から大学のキャンパスなどの場所で、限定した形では無人運転の自動車やバスをテストしている。

いずれも主要な交通機関同士を結ぶような形での運用だという。また、この2014年の秋にはジュロン・レイクサイド地区の中国庭園、日本庭園で、無人運転のバギーを2回の週末に走らせ、500人以上の乗客を運んだ。

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