その音は感情かコマンドか?これは「クラウドの耳」になるかも

大手の技術とスタートアップのコンセプトが出会った

『Listnr』のコンセプトは“音を使ったコミュニケーションデバイス”だ。この製品の誕生経緯は、これからのスタートアップのモデルケースとなるだろう。

まず、ボタニカルデザイナーの江原理恵氏が、ハードウェアスタートアップ開発・検証施設である『DMM.make AKIBA』にコンセプトアイデアを持ち込んだ。

江原理恵氏

そこでCerevoとABBALabに出会うことで、『Listnr』開発プロジェクトがスタートする。

ちょうどその頃、パナソニックの研究開発部門では音声認識エンジンの製品化を検討しており、Cerevoと共同でプロトタイプの開発に着手していたのだ。

ここで江原氏のコンセプトとCerevo・パナソニックの共同開発が繋がった。コンセプトと技術の親和性が高いと判断されたのだ。つまり、大手メーカーの技術が江原氏のコンセプトに出会ったことになった。

そして今的なのは、大手が参加しているにもかかわらず、資金調達に海外のクラウドファンディングサービスを利用したことだ。

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