電子回路を内蔵したボディが作れる「3Dプリンター」が登場!

本体を造形しつつ回路も作れる

この3Dエレクトロニクスプリンターは、通常の熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂の他に、電導性の高いオリジナルのシルバーインクというものもプリントすることができる。このシルバーインクは、ハーバード大学の研究室が開発したものをもとに発展させたオリジナルのものだそうだ。

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3Dプリンターのプリントヘッドは簡単に交換することができ、製作途中でボディ用の素材にも電子回路用の素材にも変えることができる。

また、圧縮空気を利用したシステムによって、非常に精密な回路や造形が可能だという。さらに、作業台は製作の途中に回路に配置する電子部品を簡単にセットできるように、容易に取り外したり、もとに戻せるようにもなっている。

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これらによってなにが可能になるか? これまでは不可能だった、3Dでプリントされたアンテナ、電磁コイル、積層されたICを簡単に作ることができるようになる。しかも、ワイヤーハーネスなしに立体的に形成された配線を使って。

3Dプリンターは樹脂を使ったボディを作るだけでなく、“電子回路を内蔵したボディ”を作ることができるようになるのだ。

 

これによって電子回路は平面である必要がなくなる。小型のプラスチック製品を作る際はボディ内に回路を形成させてしまうこともできるし(熱の問題などはあるだろうが)、より大型の製品の場合でも電子回路の形状の自由度が上がるので、製品の内部デザインが変わってくるかもしれない。

この3Dプリンターは2015年中に出荷予定だという。現在8,999ドルで先行予約(あるいは頭金500ドル)を受けつけている。

 

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【参照・画像】

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