望遠コンタクトレンズ?「2.8倍ズーム」はもはや映画の世界

超薄型望鏡を内部に持つ1.55ミリのコンタクト

スイス連邦工科大学ローザンヌ校のEric Tremblay氏は2月13日、カリフォルニアのサンホセで開催された大会で、研究を続ける望遠コンタクトレンズの最新版を発表。Tremblay氏は、このコンタクトが弱視や加齢黄斑変性といった目の症状に悩まされる人々にとって、治療の明るい材料になると自信を見せた。

カリフォルニア大学のJoe Ford教授やいくつかの企業、研究所との共同で進められるこのプロジェクト。2013年に最初に発表されてからは、米国防高等研究計画局(DARPA)の支援を受け、レンズの膜の微調整や、より長時間の快適な利用をめざした開発が進められてきた。

この1.55ミリの厚さのコンタクトは、超薄型の反射望遠鏡を搭載。表面の周りのごく小さな鏡が、目にする対象物のサイズを2.8倍のズームで拡大して見せ、双眼鏡で見たような効果を生み出すという。

また、目にとって必要不可欠な酸素を供給するために、約0.1ミリの微小な空気の通り道を加えたことが、前回からの大きな進歩になったようだ。

コンタクト ズーム ハイテク

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