望遠コンタクトレンズ?「2.8倍ズーム」はもはや映画の世界

まぶたの動きでコンタクトの倍率を制御するメガネ

この日、研究チームはあわせて、コンタクトと付随しての利用を想定したメガネを発表。このメガネは電気回路と光を探知する小型の機器を用いてまぶたの動きを認識することが可能で、同時に装着することでウィンクの動きによってコンタクトの拡大/ノーマル倍率の切り替えができるようになる。

ユーザーは右目をウィンクすれば拡大、左目ならば通常、といったスイッチングが行えるが、これは信号化された目の動きがメガネに角度の変更を指示し、コンタクトに入る光が変わることによって実現した。

 

メガネのない世界は近い?

専門的な内容となるため、国内外含め数多くのメディアがコンタクト単体で倍率を変更する機能を備えたと早合点してしまったようだが、もとよりこの研究の先にはそうしたビジョンが期待されていることは間違いない。

将来的には、疾患の人の治療に応用するほか、視力低下や水晶体の調整能力の弱まりが起こす老眼への有効な解決策になりうるのではないだろうか。

メガネをつけたり、替えたりする代わりに、まぶたや眼球の動きで倍率やピント調整が可能になるスマートなコンタクトレンズの登場は、SF的世界のなかにではなく、すでに現実の私たちの想像力の射程に入っているのだ。

 

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【参考・画像】

※ Telescopic Contact Lenses and Wink-Control Glasses – EPFL

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