中国が大きく牽引!2014年の「新設風力発電」が過去最高と発表

全体の45%と中国が存在感、日本は遅れ

中国は2,335万kwを新設しているが、これは世界全体の45%にあたり、成長拡大の牽引力となっている。2,616万kwを新設し地域別でトップを走るアジアのなかでも、圧倒的な存在感を見せつけた形だ。

地域2位のインドも、231万kwを新設し市場の順調な成長がうかがえる一方で、日本は13万kwとパキスタンやフィリピンを下回る規模にとどまっている。日本の累計導入量は279万kwでルーマニアに抜かれ、前年の世界18位ランクからひとつ下げる結果に。

ヨーロッパも1,282万kwを新設するなど伸びを見せており、ドイツ(529万kw)、イギリス(173万kw)、スウェーデン(105万kw)、フランス(104万kw)とエネルギー問題に積極的な取り組みを見せる4か国が、同程度の発電量を持つ原発1基に相当する100万kwを超えている。

GWEC事務局長のSteve Sawyer氏は、風力発電が気候変動、大気汚染、エネルギー安全保障といった諸々の問題に対する解決策になると述べた上で、12月にパリで行われる国連気候変動会議の出席者がこのメッセージを受け取り、なにか有益なことを考え出すことを望む、と報告を締めくくっている。

 

中国を中心に風力発電の導入が拡大するなか、地形や送電といった面で条件が整わず導入が遅れる日本。エネルギー価格の高騰への対策として、あるいは環境問題への取り組みとして、今後新設の動きが広がっていくことに期待したい。

 

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【参考】

※ Global Wind Power Back on Track – GWEC

グリーンエネルギーとは? – グリーンエネルギー ポータルサイト

2014年12月末導入実績 – 日本風力発電境界

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