「ミドリムシ」が地球を救う!栄養豊富すぎるスーパーフード

バングラデシュの子どもたちを元気にしたい

東京大学の農学部に在籍中、インターンで訪れたバングラデシュで栄養問題を抱えた多くの子どもたちに直面。「彼らに栄養満点な食事を与えたい」という思いから、栄養が豊富な食べ物を探し、ミドリムシに出会ったそうだ。

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そして今では、現地で毎日約2,500名の小学生にミドリムシ入りの給食を配給し、栄養問題解決に取り組んでいる。

「やはり、栄養が足りていないせいか日本の同学年と比べても見た目が小さい。そこをミドリムシで補給することによって、栄養失調の子供達が元気に遊び、学べる環境を整えていきたいと思い、2014年4月からスタートしました」

6枚入りのミドリムシ入りクッキーが児童らの給食だ。そもそも現地では給食という仕組みがなく、一部の裕福な人以外は昼食なんてとらない。親がいない児童も多く、それに食料が豊富にあるわけではないからだ。

「海外でミドリムシを説明するのは大変な苦労でした。ミドリムシは植物としてはわかめ、昆布、ひじきなど“藻”の仲間。体調わずか0.1mmなので、非常に小さい藻となります。

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日本では昆布などの藻は当たり前ですが、海外では“食べもの”として全く認識されていません。“藻です”と言っても伝わらない。地道な活動でした」

日本人でも、「ミドリムシ」といわれると葉っぱに居ついているアオムシと勘違いする人も多いとのこと。海外では“藻”と言っても伝わらない……相当な労力だったはず。

 

植物と動物の栄養素のいいとこ取りをしたミドリムシ。“栄養豊富”とはまさにこのことではないだろうか? ユーグレナ社のミドリムシの研究が、バングラデシュをはじめ、世界の栄養問題を変えていく。そう、「ミドリムシが地球を救う」のだ。

次回は、「なぜミドリムシは“炭素循環社会”に必要不可欠なのか?」です。

 

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