アップルのサポートツール「ResearchKit」が医学に変革をもたらすか

一人ひとりに合った治療法を見つけられる

集められた大量のデータにもとづき、一人ひとりに合った治療が可能となる。『ResearchKit』を利用したアプリは以下のとおりだ。

(1)Asthma Health

ぜんそく患者向けの教育と自身のモニタリングを促進するもので、症状改善に効果的な行動を推進する。

(2)The Share the Journey

乳がん患者によって回復速度が異なる理由、長期的な症状が異なる理由、症状緩和に効果的な方法を調べることが目的。疲労、気分、認知できる変化、睡眠障害、運動不足についてのデータを収集、追跡する。

(3)MyHeart Counts

研究者は患者の活動を測定したり、リスク要因と調査情報にもとづき、患者の活動とライフスタイルが心臓血管の健康状態とどのような関係があるのかを正確に調べることができる。

(4)GlucoSuccess

食事、運動、投薬といったものが血糖値にどのような影響を及ぼすのかを調べる。研究に参加する人はこのアプリを使って、最適な血糖値を維持するための食事内容やアクティビティを把握することもできる。

(5)Parkinson mPower

パーキンソン病患者がiPhoneに内蔵されたセンサーを使用して活動を記録することができる。これらの活動には記憶ゲーム、フィンガータッピング、発声、歩行などが含まれる。

 

『ResearchKit』は来月にオープンソースとしてリリースされる予定だ。iPhoneを通じて世界中の研究データが共有されることで、これまでとは違った新しい治療法が見つかり、私たちの生活に大きな変化をもたらしてくれるかもしれない。

 

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【参考】

医学研究活動の革新と研究者をサポートするツール、ResearchKitを発表 – Apple

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