ペンで描いた場所がセンサー化?血糖値や有害物質を計測するバイオインク

有害物質の検出も可能

冒頭でも触れたが、このセンサーは糖尿病患者の血糖値検査をより簡単にするための研究のなかから生まれたものだ。以前紹介したタトゥーシールでは、シール上にこのインクを使ってセンサー・パターンを描いていたが、ペンで直接皮膚に描くことでも血糖値は計測できるという。そして、ポテンシオスタットというデバイスを使って、そのセンサーのデータを取得する。

このペンを使ったセンサーは、フェノールや重金属や殺虫剤などの汚染物質や有害物質を検知するように修正・調整することもできる。次の段階は、このセンサーをワイヤレスでモニター装置と接続させる方法の開発や、極端な温度や湿度、長時間の直射日光の下など、むずかしいコンディションでのセンサーの作動だという。

Sensor_Ink02

 

もちろん、糖尿病を患っているひとの血糖値検査が楽にはなると思うが、そのほかにはどのような場面で役に立つだろうか? 有害物質が発生しやすい場所でいちはやく検出できるようにしたり、戦闘員の危険を減らしたりするのは、やや特殊な用途だ。

もっとも、簡単で低コストなセンサーが実現すれば、様々なビッグデータの採取が可能になり、われわれの生活に大きな影響をもたらすことになるのかもしれない。

 

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【参照・画像】

Pens filled with high-tech inks for Do It Yourself sensors – UC San Diego

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