次世代ハイブリットロケットの燃料が「ぷっちょ」なワケ

固体燃料にキャンディを使用

打ち上げられたのは、『ぷっちょ』20粒を使ったハイブリッドロケットと呼ばれるタイプだ。ハイブリッドロケットとは、固体の燃料と液体の酸化剤を混合させることで推進力を出す、最新エンジンシステムを搭載したものをいう。

従来タイプに比べ、エンジン稼働時以外は燃焼しないため、より安全だ。また、固体燃料などがより安価なもので代用できるため、コスト面も優れている。しかも、さらにパワーアップできるなど、メリットは多い。現在、JAXA(宇宙航空研究開発機構)をはじめ、大学などの様々な研究機関で開発が進められている、次世代ロケットのひとつだ。

つまり今回の『CANDY ROCKET』は、2つの燃料のうち、固体のものにキャンディ(ぷっちょ)を使ったというワケ。仕組みは、キャンディが詰まった燃焼器に酸化剤として液化ガスを投入。すると、キャンディが溶けながら燃えてガス化し、勢いよく噴射する。ロケットは、その推進力で大空へ飛翔……といった感じだ。

キャンディロケット

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